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野柳遠足
2004年2月15日
公館〜基隆〜野柳〜基隆〜松山

本来は先月に予定していたものの、悪天続きのため延期になっていた第2回遠足。やっと天気が良くなり、この日ようやく行くことができました。行き先は有名な景勝地・台湾北部の野柳海岸です。今回は日本人3人での出発となりました。


野柳までの交通手段はバスになります。数箇所から便がありますが、最も一般的と思われる(本数が多そうな)基隆からの便を利用することに決定。基隆まではバス・国鉄等の手段があり、これもあちこちから出ているのですが、集合しやすい公館からの便(福和客運 基隆−新店線)を利用することにしました。

MRT出口付近に立ち並ぶバス停群のあたりで待ち、しばらくしてやってきたバスを止めようとしたものの…通過されてしまいました。見たところかなり手前で一度止まっていたような感じだったので、どうやらそこがバス停らしいということで行ってみるとありました。市内バスとは毛色の違う路線なのでバス停も離れたところに作られていたようです。

案内を見ると学生料金が設定されており通常45元のところ35元。台湾では比較的短距離の路線や、市内バスでも学割が利くことが多いです。日本のバス会社も見習ってほしいところ。
基隆までは割と近く、途中高速を経由して40分ほどです。下車して乗り換えのため市バスターミナルに行ってみると、ここは違うと言われ、窓口の横に向かいの大樓の前から乗るように書かれていました。
そこでそれらしい場所に行ってみると、椅子は並んでいるものの案内表示はなく寄ってくるのはタクシーばかり。どうもここは違うのではないかということになり、付近を探索した結果大楼の裏手に淡水客運・基隆客運の乗り場を発見。路線図に野柳が含まれていたのでここから乗ることにしました。
しかしタイミング悪く丁度1本出た後。ガイドブックによれば野柳までは10分に1本程度はあるとのことだったのですが、なかなか来ない。そこで乗り場の案内を見てみると次の便は1時間後。特に急ぐ旅でもないのでゆっくり待つことにしました。
淡水行きバス
淡水行きバス
野柳バス停付近
野柳バス停付近
野柳まではまた40分ほどの乗車時間。途中何本か基隆方向へ行くバスとすれ違いましたが、多くは基隆−金山となっていました。やはりガイドブックの通り本数の多い便が存在していて、乗り場は大樓の前で正しかったようです。

野柳バス停の近くは人気がなく、静かです。思っていたほど人気のある場所ではないのでしょうか?

風景区の方に向かって降りていくと、港町だけあって新鮮な魚介類を売る店や食事処が並んでいました。これは後のお楽しみということで、良さそうな店をチェックして風景区のほうに向かうことにします。
魚介類の店
入り口に着くと、大きな駐車場があり観光バスが何台も止まっています。決して人気がないというわけではなく、ツアーや自家用車で来る人がほとんどであるというのが正しいようです。
風景区へ入るには入場料が必要です。元々50元と安いのですが、ここでも学割が利いてさらに半額の25元。嬉しいですね。

野柳風景区は細長い地形で、入り口は一方の端にあり全部見るには先端まで往復して見る形になります。中はまさに奇岩の博物館といった感じです。以前訪れた和平島海岸にも奇岩はありましたが、こちらのほうがはるかに種類が多いです。
中には「これはどう見ても人工物だろう」というものもありましたが、すべて自然にできたものだということで実に不思議です。


一周して戻ってきたところで入り口を入ってすぐ左手のビジダーセンターへ行ってみることにしました。そこでは簡単な紹介映画をやっていて、各岩がどのようにできたか解説していました。
内容はかなり良く、先にこちらを見て予習しておくべきだったと思います。実物を見た後もう一度見て復習しておけばさらに効果UP。
炒麺
海鮮炒麺
観光の後はお待ちかねのグルメです。かなり歩き回ったので空腹になっており、早速来るときに脳内ブックマークしておいた店の一つ、「魚村活海鮮」に入りました。

全員で海鮮炒麺を注文、しばらくして出てきたのは大皿に盛られた特盛の麺。店の兄ちゃん曰く「みんな一緒だったからまとめておいたよ」…いや、別々でよかったのですが。なぜ取り皿が出てきたのか疑問だったのですが、こういうことだったのですね。
味のほうは期待通り実に美味!牡蛎とイカが入っていて海鮮風味ばっちりの逸品でした。今度は隣のグループが食べていた刺身も食べてみたいところですが…学生さんの懐具合ではなかなか厳しいところです。
余裕があればこの後金山や基隆夜市などへも行ってみる予定でしたが、風景区が思いのほか広く時間と体力が品切れ状態だったのでまっすぐ帰ることにしました。
幸いバス停に着くのと同時にバスが来て基隆へ。帰りは別の方法にしようということで火車で松山車站まで行き、そこから市内バスに乗り換えて帰宅しました。


今回の費用
交通費 171元
食費 50元
その他 25元
合計 246元



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