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台中電脳街遠征
2004年1月29日
台北〜新竹〜台中〜台北

台湾の冬は天気が良くないことが多く、今年も例外ではありませんでした。そのおかげで折角の旧正月休みなのにたいした場所には行けず、引きこもりがち。これはいかん、ということで無理矢理にでも出かけることに決め、雨でもOKな場所ということで台中電脳街へ遠征することに。ただそれだけでは勿体無いので少し早めに出発、途中新竹に寄っていくことにしました。


まずどうやって行くか
新竹までの交通手段の候補は火車(国鉄)と汽車(バス)。調べると国鉄は復興号・電車利用の場合で114元、バスは国光客運の場合で100元。14%ほど差があるのでバスにしようとターミナルへ行くと、資料が古かったのか値上がりしており国鉄とほどんど差がない状態。
ならば景色を楽しめ、また個人的に好きな移動手段である鉄道にしようと駅へ向かって歩く途中、道端に停車している「台北−新竹」と書かれた豪華なバスを発見。どうやら観光バス扱いの私営無認可バスのようです。
値段を見ると全票:130元、學生100元とあり学割が利くようです。100元なら本来の予算内だし、総統座位仕様(片側1列に1席だけ)ならなお良いので決定、乗り込みました。
バス1
バス2
(上)バス外観(新竹到着時撮影)
(下)内部
廟入口
廟入口
雨の新竹散策
新竹までは1時間半ほどで到着。結構雨が降っています。
さて、着いてどこへ行くかですが・・・時間は2時間強、あまり遠くへ行けません。できれば電脳スポットや台湾ジャスコを覗いてみたったのですが、どちらも駅の近くにはないようなので断念。
ガイドを見て検討した結果、駅から徒歩で行くことのできる城隍廟へ行くことにしました。

近くに着き、食材を売る店が並ぶ場所に出ましたがその中心部にあるらしい廟が見当たりません。しばらく辺りをぐるぐる回った結果、来る途中に通り過ぎていたことが判明。思っていたより入り口が小さかったので気が付かなかったので気づかなかったのでした。
新竹名物・米粉
廟自体はどこにでもありそうな普通の廟で、重要なのはどうやら入り口から廟までの場所にひしめいている小 店の方みたいです。新竹名物の米粉(ビーフン)と貢丸(肉団子)を出す店が中心で、その中の一軒に入って貢丸入り米粉を食べてみました。

残った時間で市内を散策、書店などを覗いて駅へ向かいました。
記念撮影
貢丸入り米粉湯
平快車1
平快車2
(上)平快車 嘉義行き
(下)客車内
平快車
新竹から台中までは予定通り平快列車に乗って移動することにしました。
第一回の遠足にも登場したあのグレードの列車で、また旧式車両を期待してホームで待っていると・・・予想に反して綺麗な車両が入ってきてびっくりしました。どう見ても先日の平快車とは異なっています。むしろ塗装といい、復興号そっくりで違うのは座席だけ。余剰車両を改造でもしたのでしょうか。
世界の車窓から
平快車はほぼ実質的に普通車なので各駅に停車していきます。無人駅もいくつかあり、車窓からの景色は長閑な感じです。また訪れる機会があればこういう所で途中下車してみるのもいいかもしれません。
車窓風景
車窓風景
台中車站

(上)台中車站
(下)台中電子街
台中着、電脳街へ
新竹から2時間ほどかかって台中に到着。まっすぐ台中の電脳街「台中電子街」へ向かい、電脳ショップを見て回ります。今日の目当てである日本原産PCゲームソフトは・・・期待通り安いですね。タイトルによって40〜60%ほど低価格です。購入した本数が少なかったので交通費の元を取るには至りませんでしたが、満足の行くものでした。

他にCD-R/DVD-Rを見るも特に変わったものはなし。近々購入予定の電子辞書も競合店が多い台北の方が安い感じでした。
帰る前に食事をしていこうと思い、来る途中に見た日系の「飛騨の高山らーめん 台湾3号店」へ。見た感じ半端なところがなく、ここはパチモンではなく本当に日本のチェーン店が出店しているようです。メニューの名前も「高山の秋」など日本と一緒。
味はやはりローカライズされているものの、「日式拉麺」の中では比較的日本の味に近いように思います。
高山拉麺
高山拉麺
帰りは適当な(安い)列車がなく、自強号に乗ると高くつくので平日割引で200元の国光客運を利用して台北に戻りました。


今回の費用
交通費 433元
食費 150元
その他 23元
合計<電脳街での買い物含まず)> 606元



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