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朝目覚めてみると疲れが取れてすっきり。健康ランド効果は大きく、ベッドではなかったものの休憩コーナーの具合も思いの外良かったようです。
精算も機械で行い、再び自動改札を抜けて外へ。非常に満足度の高い施設だったので、これからもがんばって欲しいところです。
今日最初の目的地は昨日途中で引き返してきた吉野山です。国道24号経由は失敗だった(道がわかりにくい他、交通量も多く混んでいた)ので、今度は国道169号・県道37号経由で向かうことにしました。
そのうち国道169号沿いには以前参拝した大和國一の宮・大神神社や大和神社があり、ちょっと懐かしい感じがします。県道37号沿いには談山神社。まだ時間も早く、先に吉野へ行きたかったので軽く様子だけ見て先に進むことにしました。
談山神社を出ると間もなく道は狭くなる…と地図にはあったのですが、実際にはトンネルが新設されていてとんでもなく快適でした。この道を選んで大正解。
昨日と同じく下千本駐車場に車を止め、覚悟を決めて(というほど大げさではないけれど)徒歩で参拝に向かいました。時間が早いから車で行くことも考えたのですが、
・案内図を見ると金峯山寺付近だけでなく、駐車場というものがほとんどない場所である
・中千本から先、吉野水分神社までは道路地図で幅の狭い色のない線になっている
・熊野古道・大峰道の一つであり、歩いてみたい
ということで中止。
昨日引き返した場所を過ぎるといくらかは幅が広くなり、行き違いはできるようになっていましたが20分強で到着した到着した吉水神社付近に駐車場はなく、やはり徒歩で来て正解だったようです。 |
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(上)拝殿
(下)書院(旧南朝皇居) |
吉水神社
吉水神社は元々吉水院といい、明治の神仏分離で神社になっています。そのせいかあまり神社っぽい雰囲気はありません。
ここが有名なのは南朝の後醍醐天皇が一時期皇居としていたためです。その建物や玉座の間は今でも残っていますが、意外に小さく苦労が偲ばれます。また義経と静御前が身を隠したり、秀吉が花見の本陣としたりと色々歴史の詰まった場所です。
まだ9時前のせいか授与所は開いていたものの無人だったので、とりあえず先に進むことにしました。 |
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| 次の目的地、吉野水分神社までは坂道を1時間ほど登っていくことになります。少し歩くと平成13年の火事で焼けてしまい、本殿がなくなってしまった勝手神社前を通りました。歴史的な古道といっても中千本を過ぎると見所や店はぱったりと姿を消してしまい、舗装された道が続くのであまり面白味がないのが残念。梅雨にもかかわらず晴れ渡り、かなり暑い中汗を拭きながら登っていきました。 |
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吉野水分神社
そしてようやく吉野水分神社に到着。下千本から徒歩1時間30分でした。
神社の前に参拝者用駐車場(ただし1台分)があったりして微妙に負けた気になったりしましたが、やはり自分の足で歩いてくると感慨があります。 |
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(上)本殿側
(下)拝殿側 |
この神社の造りはかなり特徴的です。社殿がロの字型に配置され、拝殿と本殿が向かい合って回廊で繋がっています。その中に入り、直接本殿に参拝するようになります。
それほど大きくはないのですが、神社のすべてがコンパクトに収まっている感じで独特の空気を作っています。
桃山造りの社殿は大変美しいのですが、少々傷んだ感じがするのが残念。世界遺産に指定されているのだから、国ももう少し保存に気を遣って欲しいように思いました。
是非御朱印を頂きたいと思いましたが、神社は無人。授与所で見つけた板?によると石段脇にご自宅がありご用の方はそちらへ、とあったので行ってみることに。最初は神社寄りの玄関から声を掛けてみるものの反応はなし。しかし音は聞こえるので別の玄関に回ってみると家の方(宮司さんの奥様でしょうか?)が出てこられました。
話を聞くと神職は不在で、もうそろそろ来るのではとのこと。それなら待たせてもらおうと思い、その旨伝えると私が書きましょうか?とのことだったのでお言葉に甘えてお願いすることにしました。
神社に戻り、御朱印を頂きながら少々話をしました。持参していたのが猿田彦神社のものだったのでどこにあるかとか、この神社の神輿にも猿田彦さんが乗っているけど最近は出すことがなくなりました、など。
書き終わったところでお礼を述べ、神社を後にしました。 |
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帰りは下りなので行きよりかなり早いペースで進んでいきました。再び吉水神社の前を通り、再度立ち寄ってみると今度は授与所に人がおられました。少なからず寺の雰囲気があるので少し迷いましたが、折角なので御朱印を頂くことにすると途中で通ってきた勝手神社のものと2種類ありますけどどうしますか、と聞かれましたが、参拝できていない神社の御朱印を頂くのもなんなので吉水神社のものだけにしました。
結局1時間ほどで駐車場まで戻ることができ、山を下りて国道169号を東へ進み二社目の「丹生川上神社」へと向かいました。 |
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丹生川上神社(上社)
川上村役場を過ぎたところで国道を外れ、坂道を少し上っていくと到着です。看板が出ているので特に迷うこともありませんでした。
ここは昨日参拝した下社と同じく、丹生川上神社の候補とされる一社です。他の二社と違ってここは真新しい感じがします。というのも当然で、ダム建設のために数年前に現在地へ遷座したとのこと。こういった場合廃社になってしまうことも多いようですが、これだけ立派に再建されているところを見ると相当信仰されている様子が伺えます。
残念ながら移築はされなかったようなので以前の様子はわかりませんが、どんな感じだったのでしょうか。 |

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境内よりダムを望む |
社務所で御朱印を頂いた後境内の端に行ってみると建設中のダムが見えました。旧社地はどのあたりにあったのでしょうか。 |
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| 続いて向かう先は最後の「丹生川上神社」、中社と呼ばれる神社です。吉野方面にしばらく戻り、国道の分岐点を370号の方へ折れます。県道16号→220号と進むと道沿い左手に参道が見えてきます。220号に入るとき少々わかりにくかったですが(後で確認すると予定より1本ずれた道を走っていた可能性大)、無事到着しました。 |
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丹生川上神社(中社)
この神社は三社の中で一番最後に名乗りを上げた神社で、中社と呼ばれていますが正式には「中社」は付かず「丹生川上神社」となります。これは法人登記をするときに付けなかったからという理由によるものですが、ここが唯一正統なものであると主張する意図があったのかもしれません。
雰囲気的には下社と似た感じがします。山の上の本殿に向かって屋根付きの階段が続いているのも同じです。
御朱印を頂いて三社それぞれを見比べてみると、それぞれ2つずつ押されている印のうち若干の違いはあれど「官幣大社」の印はほぼ同じ物であり、もう一つの印もすべて丸形であり今は別の神社になっているといっても繋がりがあるように思いました。 |

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国道まで戻り、北に進んで今度は県道28号線経由で談山神社へ。山道を登って駐車場に着き、入口へ歩いていくと「入山料をお支払いください」との看板が。見ると東照宮ほどではないけれどちょっと高く、「すごい」という評判と同時に「中身は寺そのもの」という話も聞き(談山神社は寺から転換した神社です)、入山料を払ってまで参拝したい場所ではなかったのでやめて帰ることにしました。
さて、時間的にはまだ余裕がありますが帰りのことを考えるとあと一社くらいにしておいたほうが良さそうです。この地方には参拝したい神社が多くて迷ってしまいますが、石上神宮へ行くことにしました。
行きと同じ経路で天理まで戻り、国道25号線で神宮方面へ。天理教本部のすぐ横を通り、大きな建物がいくつも並んでいました。 |
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(上)楼門
(下)拝殿 |
石上神宮は最古の神社の一つで、物部氏の総氏神として崇敬されてきた神社です。「気」の強い神社で、人によっては気分がなるという話も聞きます。それも天剣や天璽十種瑞宝が祀られていることを考えると自然なのかもしれません。疲れのせいだとか、気のせいとか言われればそれまでかもしれませんが、自分も微かな頭痛を感じました。
境内はそれほど大きくなく、まとまった印象を受けます。楼門と回廊に囲まれた中へ入ると、非常に重みを感じる拝殿(国宝)があります。明治時代に禁足地が発掘されるまでは石上神宮に本殿はなく、拝殿が神殿の役割も持っていたと聞くと納得。
今も禁足地は拝殿の奥で瑞垣に囲まれています。
授与所で御朱印を頂き、この旅での参拝は終了。楼門向かいにある摂社に参拝し、帰途につきました。 |
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神宮からまっすぐ北へ向かい、天理東インターから「無料高速」と言われる名阪国道へ(言われているだけで、本当は一般国道。制限速度は60キロ)。”自動車18切符旅行”には大変有り難い存在で、ばっちり利用させていただきます。
すぐにこの道路の名所であるΩカーブを通り、亀山へむけてまっしぐら。車の流れは速いですが、カーブや急坂が多いので気は抜けません。亀山からは東名阪道…ではなく亀山バイパスに入り、国道23号線経由で豊橋へ向かいます。23号線は西尾市から幸田町にかけてバイパス状の道から急に細くなる区間があり、いつもびっくりします。以前通ったときよりはバイパスが延びていてちょっと様子が変わっていましたが、まだ工事は続いているようでした。
その区間を抜けたところで109円/Lという、今まで見てきた中で圧倒的に安いスタンドがあったので迷わず給油。その後この値段は見なかったのでここだけだったみたいです。
豊橋からは国道1号に合流し、行きと同じコースで東へ。22時を過ぎ、道の駅富士で休憩。どうも行きと同じSAや道の駅で休憩する傾向にあるみたいです。できれば何か食べたかったのですが、この時間では売店が開いておらず自販機のアイスで我慢。どうやら少し先にあるセブンイレブンで休んだ方が良かったみたいです(でも休憩というとどうしても道の駅などが浮かんでしまう)。
やがて0時を過ぎ、日付が変わりました。この先まだ続きがあるならここで運転打ち切りなのですが、最終日であと少しなのでがんばっていくことにします。秦野市内で国道246号が大渋滞していたので迂回して回避したり、なぜか道を間違えて遠回りしてしまったりしながら1時過ぎに終点に到着しました。 |
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